奥村です。
劇団献身『最悪な大人』
千秋楽前夜。
どうやらこの作品は、無事全日程を終えられそうだ。
ずぅっと綱渡りだった。
公演は難しいかもしれない、と何度も思った。
その度に応援してくれる人がいました。
僕の背中を、押すでも支えるでもなく、そっと手を当て続けてくれる人たちがいました。
あぁもう、自分はこの人たちのためだけにこの公演をやりきろう、と決めたのでした。
考えることが多すぎて、抱えなきゃいけないもので溢れてしまって、けど全部担いで歩くことはもう絶対に不可能で、だから思いきって視野を狭くした。
目の前の人たち、この公演に臨んでくれた人たちのことだけを思って、日々稽古場に向かった。
先のことは何も考えられない。
ただ一日一日、稽古場に体を持っていくことだけを考えた。
稽古の進捗が早いのか、遅いのか、どこのシーンをもっとやった方がいいのか、そんなこともあまり考えなかった。
色々な理屈は置いて、できる限り人に集中するようにした。
沢山の人に助けられた。苦しめた。迷惑をかけた。忘れられない言葉を沢山頂いた。
何もできなかったけど、
出来上がった作品は、好きなものだった。
劇団献身の次回公演は未定だ。
ただ、今回やってよかった。
感謝を伝えようとするとどうしても薄っぺらくなるけど、それでも、ありがとうございます。
明日の千秋楽、どうなろうと見守りたいと思います。
劇団献身『最悪な大人』
千秋楽前夜。
どうやらこの作品は、無事全日程を終えられそうだ。
ずぅっと綱渡りだった。
公演は難しいかもしれない、と何度も思った。
その度に応援してくれる人がいました。
僕の背中を、押すでも支えるでもなく、そっと手を当て続けてくれる人たちがいました。
あぁもう、自分はこの人たちのためだけにこの公演をやりきろう、と決めたのでした。
考えることが多すぎて、抱えなきゃいけないもので溢れてしまって、けど全部担いで歩くことはもう絶対に不可能で、だから思いきって視野を狭くした。
目の前の人たち、この公演に臨んでくれた人たちのことだけを思って、日々稽古場に向かった。
先のことは何も考えられない。
ただ一日一日、稽古場に体を持っていくことだけを考えた。
稽古の進捗が早いのか、遅いのか、どこのシーンをもっとやった方がいいのか、そんなこともあまり考えなかった。
色々な理屈は置いて、できる限り人に集中するようにした。
沢山の人に助けられた。苦しめた。迷惑をかけた。忘れられない言葉を沢山頂いた。
何もできなかったけど、
出来上がった作品は、好きなものだった。
劇団献身の次回公演は未定だ。
ただ、今回やってよかった。
感謝を伝えようとするとどうしても薄っぺらくなるけど、それでも、ありがとうございます。
明日の千秋楽、どうなろうと見守りたいと思います。